キャッシュフローゲーム2019

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2019年版キャッシュフローゲームを実際にやってみた感想と旧版との比較

投稿日:2019-08-11 更新日:

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キャッシュフローゲーム1996年にアメリカで発売されました。金持ち父さん貧乏父さんの著者であるロバートキヨサキ氏が、「人生においてお金の知識(ファイナンシャルインテリジェンス)は大切なのに学校では教えない。これは不幸である」と独自に開発した、遊びながらファイナンシャルインテリジェンスを身に着けられるという画期的なボードゲーム型教材だ。

発売以来、現在まで多くの人のファイナンシャルインテリジェンス向上に一役買っている。
そのキャッシュフローゲームが2019年春にリニューアルされて新版として発売された。

これを実際に購入し、どこが変わったのか?旧版と比べて改めて購入するメリットはあるのかを実際にプレイして検証してみた。

結論、「買う必要なし!」ということになった。

以下に、旧版との違い、変化点、なぜ「買う必要なし」という結論に至ったかを書いていく。

2019年版キャッシュフローゲームではお金が無くなり出納帳で現金管理するようになったがこれが非常に手間がかかり、特に学びもない

新キャッシュフローゲームでは、一目でわかる変化として、「現物のお金」がなくなった。

旧キャッシュフローゲームには、下の写真のように、10ドル、20ドル、50ドル、100ドル…というお札の束が同梱されており、プレイヤーは給料日や資産売買には、そのお金を使って手持ちの現金管理を行っていた。

キャッシュフローゲーム101

しかし、新キャッシュフローゲームではこの「現物のお金」がすべてなくなり、現金の管理は下の写真のような出納帳に手書きで行わないといけなくなった。

キャッシュフローゲーム 出納帳

今までは、必要なお金を計算したらバンカー役にその金額を申告するだけだった。
しかし、新キャッシュフローゲームでは、この出納帳上でいちいち足し算引き算して金額を記入していかなければならない。

これが思っている以上に面倒くさい。

キャッシュフローゲームは計算ドリルではない。
ファイナンシャルインテリジェンスを学んでいるときに脳のリソースを不要な部分に割くことは合理的ではない。

完全にコスト削減のためだろ!と声を大にして言いたい!

マーケットでの提示金額が絶対金額と上昇割合で表示されるようになり計算に費やす時間が長くなってしまった

CFG マーケット

旧版では、マーケットでの売買希望金額は全て実数、つまり「〇〇ドルで買いたい人がいますよー、売りませんかー?」というカードだったのだが、新版では、実数に加え、「物件価格の+●●%で買いたい」というカードが加わった。

そんなん実際あるか?

例えば上の写真の不動産価格だが、不動産というのは地域や物件のクオリティによって売り出し価格、もしくは不動産会社が提示する買取価格は絶対値で提示されていることがほとんどで、「20%上乗せで買いますよー」なんてことは無いのだ。

そんなことをしていたら持ち主は絶対儲かるではないか。

旧版では、3BR/2BAというカードがあり、このカードのマーケット価格は65,000ドル~135,000ドルと設定されている。

3BR/2BA

例えば自分が70,000ドルで取得した3BR/2BAがマーケットに65,000ドルでの買い手が出た場合、プレイヤーの判断としては「儲からないから売らない」という判断が出来る。

ところが、新版では「少し儲かる」のか、「多く儲かる」のかの判断基準しかないため「不動産投資は元本割れしない。」という間違った知識を与えることになる。

更に言うと、「+〇〇%」とかいうややこしい設定でまた計算の手間がかかり、電卓と出納帳に気を取られる時間がかかり、他のプレイヤーの動向を見逃すことが多くなる。

実はこれが一番の問題なのだ。

キャッシュフローゲームでいち早くファーストトラックに抜けるためには、「情報」を正しく把握しておくということは必須だ。
他のプレイヤーがどんなカードを引いたのか、マーケットでは今何のカードが出たのか、いくらで売れるのか。
この情報をしっかり把握することで売買の判断スピードもあがりかつ、正しい判断が出来るようになる。

しかし、新版のキャッシュフローゲームでは、この、極めて本質的でない「計算する」ことに時間を割かれてしまうため、上級者でも下を向いている時間が長く、判断を間違う事が多々あった。これは、「慣れ」とかの問題ではない。根本的なこの新版が抱える(というかわざわざ作り出した)課題である。

旧版のキャッシュフローゲーム101では、足し算と引き算だけで取引が成立したので、

「計算が苦手だけど大丈夫でしょうか?」
という人にも
「足し算と引き算しか使わないから大丈夫!気にせず参加してくださいね。」
と心理的ハードルを下げることが出来た。

キャッシュフローゲームは、ファイナンシャルインテリジェンスをつけることが目的なのに、この割合設定を追加したことにより初心者のハードルを高くしてしまっているのだ。

もちろん、お金の計算は自分でもある程度出来ることが金持ち父さんへの条件だが、それは後で追いつけばいい話なのだ。

ネットワークビジネスのカードが入っているがロバートキヨサキが言うMLMとはかけ離れた内容になっている

キャッシュフローゲーム MLM

キャッシュフローゲームと言えば、よくネットワークビジネスの勧誘の入り口として使われるという「悪評」がネット上で書かれているのを見かける。

実際にそういうことをしている団体もいるようだ。

キャッシュフローゲームに出たら怪しいビジネスに勧誘されるって本当か!?

ロバートキヨサキ自身がネットワークビジネスを推奨していることもあり、勧誘に使いやすいのだろうが、キャッシュフローゲーム自体には何の関係もない。

嫌なら断ればいいだけの話だし。

そんなネットワークビジネスだが、新キャッシュフローゲームではスモールディールのカードに入っているではないか。
が、カードの説明を読むと、どう考えてもこれはSクワドラント型の収入だ。

参加費(権利金)を払い、給料日にサイコロを振り出た目が1~3ならリターン無し。4~6なら努力が実り利益を得る。

と書いてある。

労働収入ですやんこれ。

ロバートキヨサキは本の中ではMLMはBクワドラントのビジネスだと言っていたのだが、本当に彼が監修したのだろうかという疑問が濃くなった。

職業ごとの収入格差が大きく、現金収入の金額と資産の価格バランスがおかしい

職業カード

職業カードの種類は新旧で差はなかった。ただ、新版では職業ごとの初期の収入の差に開きが大きく、高給職(特に医師)が有利なつくりになっている。

CFG職業カード

アンバランスの根本的な原因は、初期での不動産物件の買いやすさにある。

医師の毎月のキャッシュフローは4,900ドル。パイロットも弁護士も2,000ドルを超えている。

それに比べて、管理人は600ドルだ。

旧版では、医師のキャッシュフローは3,550ドル、管理人は640ドルで、その差は5倍あった。だが、新版では6倍以上に広がっている。また、支出はどうかというと、旧版では医師は9,650ドルに対し、管理人は950ドルであるが、新版では医師の支出は下がり、管理人の支出は上がっている。(下表参照)

キャッシュフローゲーム2019

攻略のポイントは初期に不動産か安い株を取得することなのだが…

新旧のキャッシュフローゲームの違いの一つに、small dealにも入っていた3BR/2BA(ファミリー向けの区分所有投資物件)はbig dealのみになった。

キャッシュフローゲームでは、早めに現金を貯めてbig dealのカードを多く引くのがファーストトラックへいく王道戦略だ。

そのための戦術としては、安い株を大量に買い、高い株が出た瞬間売買益を得ることと、2BR/1BAや3BR/2BAのような不動産を取得し、売買益を得ることが最も有効だ。

ここで、新版の問題点がまた浮き彫りになる。

2BR/1BA

それが、頭金2000ドルの2BR/1BAの存在だ。

旧版での2BR/1BAの最低頭金額は、4000ドルで、医師でも2回のペイチェックを経なければ借金無しで購入することは出来なかった。

だが、新版では、

医師は最初から2件分無借金で2BR/1BAを購入することが可能である。
もしくは、1件購入して、残り2,900ドルで安い株を購入するという二段構えも出来る。

これの何が問題なのか。

もちろんボードゲームである以上運の要素も多分にあるが、それを差し引いても高所得の職業の方がキャッシュを作りやすすぎるゲームバランスとなっていることが問題なのだ。

旧版でも「掘り出し物」という物件があったが、そのラッキーを差し引いても、ちょっとこの初期キャッシュフローと物件価格のバランスは悪すぎるんじゃないの?という感想だ。

新キャッシュフローゲームになってよくなった部分は1個だけ

資産カード

旧版ではopportunityカードを引くと、不動産やビジネスではそれぞれの物件について「〇〇円~■■円で売れる可能性がある。」と書いていたが、上記写真のように、新版ではその記載がないため、カードを引いた時点では果たしてマーケットでどれだけ儲かるのか?そもそも売れるのか?という事がわかなくなっている。

これは投資のリスクと不確実性をプレイヤーに教えるという点では良い変更だと思う。

ただ、残念だがそれだけだ。

まとめ

これは、15年以上継続してキャッシュフローゲーム会を開催している主催者チームで実際にプレイしてみた率直な感想である。

「これは指導には使えないねぇ」

これに尽きる…

ロバートキヨサキはこのリニューアルでもう一儲けしようと(彼ほどの資産家なら微々たるものだろうが…)考えたのかもしれないが、これでは逆効果だと考えた。

なぜなら、本来のキャッシュフローゲームの目的である「何もお金のことが分かっていない人にもファイナンシャルインテリジェンスを身に着けさせ、投資やビジネスへのメンタルブロックを外し世の中のお金の循環をもっと良くする」という点を最大限伝えきれなくなってしまっているからだ。

ちょっと計算が苦手な人ならその趣旨を理解する前にギブアップしてしまう可能性が高い。

初心者にはやはり、楽しみながら投資やビジネスへの初期知識を身に着けられる「キャッシュフロー101」がお薦めだという結論だ。

多くの人がキャッシュフローゲーム会で学んでいます。

当キャッシュフローゲーム会は10年以上の実績があり、述べ1000人以上が参加した勉強会です。

ノーリスクで投資体験できたらいいのにという方は、キャッシュフローゲームがオススメです。

株のメンタルや考え方が身につきます。また、その他の収入の得方についても学べます。

是非あなたも参加してみて下さい。

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