ダイヤモンドオンラインに面白い記事がありました。「なぜ一流のリーダーは部下の都合を尊重するのか」
僕が常々感じている、金持ち父さんの条件に、いかに「本物の人脈」を増やしていくかというものがあります。
その本質を記載している記事だと感じました。
目次
本物の人脈とは何か?
以前から繰り返し言っていることですが、「人脈=友達の多さ」ではありません。
「あなたが言うならそうなんだろう。」と言ってくれる人の事です。
SNSでの記事に惰性でイイネを押してくる暇人では無く、本当に共感して、心から「イイネ」と言ってくれる、自分のファンの事です。一流のリーダーは人脈形成術に長けているというのは、自明なんですね。
一流のリーダーの本質とは?
ダイヤモンドの記事中に「一流のリーダーは、相手に「時間を使ってもらう達人」です。」という一文があります。
EやSクワドラントからBやIクワドラントに移るために絶対に必要な考え方にレバレッジがありますが、レバレッジとは、他人資本の事を言います。他人資本とは、主に「お金」、「労力」、「時間」の事です。つまり、一流のリーダーたりえる人は自然と金持ち父さんの考え方を実践しているということになりますね。
なぜなら、金持ち父さんになる条件には「リーダーシップ」も入っているからです。
このあたりは、ロバートキヨサキの「若くして豊かに引退する方法」と「起業する前に読む本」を読んでみると良いでしょう。
<参考記事>
これを読めばキャッシュフロークワドラントを完全に理解できる!
‘Time is more than Money'(時は金以上のものである)
リーダーシップのなんたるかを理解し、しっかりとレバレッジの知識もついている人であれば、この言葉の真意がすぐに理解できるはずです。時間のレバレッジというものは本当に侮れません。自分の仕事や、それを助けてくれる人への投資は長期的にみると複利的効果をもたらします。つまり、時間がたてば経つほど絶大な力を発揮するのです。
それをしっかり理解し、長期的な視野をもって投資やビジネスに取り組む人は絶対にあきらめるという事をしません。
時間を味方につけて大きな成果を得るための考え方
結果とはスキル×努力した時間で決まってきます。どんなにスキルがあっても努力しなければ大きな結果を得ることは出来ませんし、自身の衰えと共に得られる成果も小さくなっていき、最後は何も残らないでしょう。
例えば、スキルが10の人と2の人がいます。
スタート地点は10の人の方が高い位置にいますが、この人の努力量が1しかなければその総量は10のままです。
2の人が常に努力を続けられる人であったならば、努力量が5に達した時に10の人と並び、あとはどんどん先に行くでしょう。更に、この人が人の時間も使えるようなリーダーに進化したとしたら、それは掛け算では無く指数関数的に成果は増えていくのです。
リーダーシップとは、周りを巻き込む力である
単純にレバレッジの事だけを意識して「人を使う」という考えで行動している人は一流のリーダーにはなれません。
一流のリーダーは、まずは自分では無く、周りの人が成果を出せる環境づくりや教育に力を入れます。あなたの成功=私の成功だということを理解しているのです。
一流のリーダーは、部下がひとつの仕事に取り組む時間を考慮して仕事を振り分けています。そうすることで、部下が気持ちよく仕事を引き受けてくれ、協力してくれるということを知っているのです。
部下のモチベーションが下がる要因を取り除き、「働く環境」を整えてあげているのです。部下との良い「人間関係」が、「時間」にも良い影響を及ぼします。その結果、よい「成果」を得ることができます。
より良い成果は、より良い人間関係から生まれてくるものなのです。
キャッシュフローゲーム会には、同じ価値観の仲間が集まりますので、資産構築のみならずリーダーシップに関する議論をすることも多々あります。
是非一度参加してみて下さいね。