経済的に自由な状態とはどういうことか?
経済的に自由な状態とは、日常の生活費を不労所得での収入が上回った状態のことを言います。「経済的自由を獲得するための考え方はただ1つ!」に詳しく記載しているので読んで頂きたい。
経済的自由は、不労所得>生活費という状態ですが、例えば、株式投資からの配当益だけでその状態を達成した人は、完全な経済的自由を達成したと言えるでしょうか。
答えはノーです。
ロバートキヨサキは、「経済的自由とは、お金のために働くのではなく、お金が働いてお金を稼いでくれる状態である」と言っています。
「人生において、お金に関するリスクが全くなくなった状態である。」と言い換えることが出来るのではないでしょうか。
さて、株式投資からの配当益だけで~ということですが、この状態だと、経済情勢等で世界的な株安状態などが起こった場合、配当益は無くなり、あなたの生活は全く立ち行かなくなるでしょう。これは極端な例ですが、そういうリスクがまだまだあるということです。
では、どうしたら真の経済的自由を達成できるのでしょうか。
それは、不労所得となる収入源を複数持つことなのです。
あなたは、以下の2つの例のどちらが、人生のリスクヘッジを出来ていると考えますか?
不労所得において
①50万円の収入源が1本ある状態。
②10万円の収入源が5本ある状態。
答えは明白ですよね。①の状態の場合、もしその収入源が破たんした場合不労所得はゼロとなります。こんなに大きなリスクを負った状態では仕事を辞めてリタイヤ生活なんて怖くて出来ませんね。
逆に、②の場合でしたら、1本の収入源に異常がきたしても残り40万円がありますので、しばらくは節約しつつ新しい1本を立ち上げるか、元の1本を修復することで収入を回復することが出来ます。1度パイプラインを構築した人はノウハウを持っていますので、初めてチャレンジしたときより、格段に速いスピードで構築できるでしょう。
本当の金持ちはセミリタイヤしません。
「遊んで暮らす」という状態がいかに怠惰で、つまらない人生を送っているかということをわかっているからです。
彼らは、自分のやりたいときにやりたいビジネス(投資)をやります。誰の顔色をうかがうことも無く、誰に判断を仰ぐことも無く、全て自分の責任で、自分のために。
そして、彼らは、「複数の収入源」を持っています。
だから、金持ちはより金持ちになっていくのです。
そう。複数の収入源を持つことが、真の経済的自由を達成するための必要十分条件なのです。
こう考えると、あなたの今の状況はどうでしょうか?
あなたはサラリーマンでしょうか?自営業者でしょうか?フリーター?
あなたの収入源はサラリーだけではないですか?
それって、本当に安定なのでしょうか?
人生のリスクヘッジは出来ているのでしょうか。
ロバートキヨサキが提唱する不労所得の代表例は下記です。
Bクワドラント:不動産、印税、ビッグビジネスオーナー
Iクワドラント:投資家(デイトレーダー等を言うのではなく、数億レベルでの投資活動を行う)
サラリーマンが手っ取り早く始められるのはやはり不動産でしょうか。
ですが、いきなり生活費を削って不動産投資ローンを組むことはかなりリスキーですし、始めるのに心理的ハードルも高いでしょう。また、私は個人的には国内不動産投資はお薦めしていません。→「私が国内不動産投資をお薦めしない理由」
ロバートキヨサキは、不動産投資で成功した人ですが、それを行う前にサーファー向けの財布ビジネス等を行い資金を作っています。そして彼自身こういっています。
「金持ち父さんになりたいのであれば、まずは本業とは別にビジネスを始めなさい。そして、そのビジネスで得た収益を投資に回しなさい。」
現在は資本金を必要としないビジネスはいくらでも立ち上げ可能です。
分からないという方は単にアンテナ感度が悪いだけです。
そして、その感度は知識を入れることでいくらでもあげることが出来るのです。
真の経済的自由を達成して、本当の金持ち父さんになるのは、簡単な道のりではありません。
失敗を乗り越えながら、折れずに、「ビジネス→投資→新しいビジネスor投資→〃」のスキームを回し続けることが出来る人のみが本当の金持ち父さんになれるのです。
誰でもできる方法というのは存在しません。
が、正しい努力は報われるのです。
キャッシュフローゲームでは、一発逆転の方法などは教えていません。長期的な視点で自分の人生をどうコントロールしていくかを体験してもらいます。
すぐに金持ちになりたいという人は参加する必要はありませんし、参加して頂かなくても結構です。なぜなら、そういう人は心根が怠け者だからです。